シドニー入港は日の出とほぼ同じ時刻でした。外海からシドニー湾に入り、20分ほどでオペラハウスの前に到達するのですが、この間の光景が素晴らしく、ニューヨークへの入港と並びとてもエキサイティングな入港に感じました 薄明りの中の入港でしたが、オペラハウス前を通過するときは完全に明るくなっていて、相変わらずのその美しい姿を見ることが出来ました。ハーバーブリッジを潜り、ダーリングハーバーの方向に船体が向きを変えた時、丁度朝焼けの太陽が輝きました。今回の入港の主役はオペラハウスではなく、ハーバーブリッジのようでした。 午前中シドニー市街を一人で散策しましたが、中心部は1800年代の建物がかなりたくさん残されています。その周囲には高層の新しい建物が建ち、新しい景観となっていました。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師