14時に汽笛3声で飛鳥Ⅱはパラオに別れを告げました。このクルーズ最後の航海のスタートです。これから4日かけて日本に帰国します。ほっとするような気持ちとクルーズの終わる寂しさとが交錯します。 21時からウクレレ教室とフラ教室の合同発表会が開催されました。ウクレレ教室のメンバー約50名がギャラクシーラウンジのステージ上に並んだ姿は壮観でした。アンコールを含めて3曲演奏し、圧倒的な大拍手に包まれました。 フラ教室は10名程の参加者で、華やかな衣装に包まれ、たおやかに踊るフラにこれまた大拍手がわきあがります。クルーズ終盤の空気が流れ始めている船内ですが、そんな中でも華やいだ楽しいイベントでした。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師