鹿児島港大埠頭は、クルーズ大流行を見越して建設されたのか。その大埠頭で、歓迎式典、和太鼓の演奏など、盛り上がった。お孫さんをつれたお嬢さんが、横浜で見送り、この鹿児島にもおいでになった方がいた。 飛鳥II世界一周2010は、乗客が勢ぞろいした。その興奮のためか、飛鳥バンドの「聖者の行進」に合わせて、突如、お客様全員が数珠つなぎになって踊りだした。仲よく、助けあって、前途は洋々である。
著者紹介 小泉 澄夫 1934年生まれ。写真家、日本写真芸術学会会員、世界遺産フォーラム主宰。 「日本人の心」をテーマに風景写真を30年以上撮り続けている。ここ15年は、ヨーロッパ・北米大陸・中国を中心に世界各地の世界遺産の写真撮影や、講演活動、執筆活動を行っている。本フォトエッセイの連載は「2008年オセアニア・グランド・クルーズ」以来の2回目となる。 ■著書 「世界遺産ビジュアルハンドブック」