ひっきりなしに飛び立つ旅客機の下をくぐるようにして、今朝7時、飛鳥IIはボストンのブラックファルコン・クルーズターミナルに船首からそのまま入る「入り船」で着岸しました。きょうは2日間の停泊となるボストンの1日目。筆者はまずはシャトルバスで街に出ました。着いた場所は名所のひとつ、クインシーマーケットです。
ボストンと聞いて思いつくものはさまざまですが、船内で話題になったひとつがクラムチャウダー。なのでマーケット内の人気店で筆者もさっそく味見。一番人気のニューイングランド・クラムチャウダーは具材どっさりで美味しかったです。午後はガス灯がともるビーコンヒルの散策へ。情緒あふれるエーコンストリートはご覧の賑わい(同上)。
さらに晩には、楽しみにしていたクルーズ特典「ボストン美術館貸切鑑賞」も(同右下)。飛鳥IIのお客様だけで貸し切ってゴーギャンの代表作『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』、ルノアールの『プージヴァルのダンス』、ミレーの『種まく人』などを鑑賞しました。筆遣いまで感じられる、心に残る見学でした。