元NHKモスクワ支局長の小林和男さんが音楽の話をするということで楽しみにしていました。音楽に国境はなく時を超え、国を超えて伝搬してゆきます。様々作られる中で、国やジャンルが違っていても似ている曲も出てくるでしょう。クラシックと日本の演歌、童謡とオペラ、と意外な組み合わせで似た曲も生まれています…と小林さんは話します。 中でもピアニストの後藤さんの弾く「ショパンの幻想曲」と「雪の降る町を」の出だし部分とがほとんど同じで驚きました。このほかショパンと「北の宿から」、更にベートーベンと「荒城の月」、そして「トゥーランドット」と「夕焼け小焼け」の組み合わせなど、いくつか似たメロディーが紹介されました。 小林さんと後藤さんの対談の形で話は進みましたが、音楽家とジャーナリストの違いが微妙なニュアンスの違いとして出、面白い進行でした。お二人は後日、コンサートや講演で登場しますので、経歴のご紹介はその時にいたします。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師