フォーマルのこの夜、ギャラクシーラウンジはアヴナー・アラッドの2回目のコンサートでした。サンフランシスコで下船するので、さよなら公演でもあリます。 ベートーベン、シューベルト、ショパン2曲、計4曲のプログラムです。ベートーベンは「エリーゼのために」でした。シューべルトの「さすらい人と幻想曲」は難曲として有名で、シューベルト自身も「こんな曲悪魔にでも弾かせろ」といったという話もあると、紹介されましたが、聴いている私には、分かりません。 優雅さと同時に、研ぎ澄まされた厳しさをも感じさせるすばらしい演奏でした。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師