フォトエッセイ

Cruise:2014年世界一周クルーズ(112)

沖ノ鳥島

緯度:N 19度 5分

経度:E 135度 53分

天気:曇り

気温:25.0度

速度:14.2ノット


海域:日本近海

寄港地:終日航海日

昨日ご紹介した通り、きょう最初のお楽しみはデッキから望む「沖ノ鳥島」です。神戸を出て3日目の朝にようやく見えた絶海の孤島。いや、正確には島というよりもコンクリートで囲われた小さな岩礁であることは、ニュースなどでご存知の方も多いことと思います。その沖ノ鳥島を、まさに左舷に望んでいるところです。
北小島と東小島がありますが、肉眼では分からないぐらいの大きさです。支柱でつま先立つ櫓は観測施設で、それは島ではありません。まあるく弧を描く珊瑚礁の波しぶきの内側にある、やっと見えるかどうかの黒い部分が島なのです。
飛鳥IIが汽笛を鳴らすと、向こうの作業船から汽笛のお返しが。360度海の上、太平洋のど真ん中でそんな人間味あるやりとりに遭遇して「思わずじ~んときちゃいました」なんて仰る方もいらっしゃいました。
船内のさまざまな教室もさっそく賑わいを見せています。今後はそうしたレポートもしたいと思います。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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