客船で訪れる氷河は、まさにアラスカクルーズの醍醐味です。本日訪れることになっているのがそのひとつ、“ハバード氷河”です。 ヤクタット湾には入ったものの冷たい雨が視界を遮り、散らばる無数の流氷群によって簡単に前に進むことが出来ません。結局、流氷でスクリューを痛めないよう安全を最優先に、それ以上の接近を断念せざるを得なくなりました。
著者紹介 篠本 秀人 1957年生まれ。88年から98年まではマイアミをベースに、主にカリブ海のダイビングスポットのレポートを日本の雑誌に紹介。 客船の撮影コーディネートの仕事をきっかけにクルーズの世界へ入り、20年以上にわたってクルーズ専門誌へ記事や写真を掲載するかたわら個展も多数開催している。