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フォトエッセイ

Cruise:2012年アジア・オータムクルーズ(45)

タンロン水上人形劇

緯度:N 10度 44分

経度:E 106度 45分

天気:晴れ

気温:32.0度

速度:0ノット


海域:南シナ海

寄港地:ホーチミン

飛鳥Ⅱは、マングローブの被い茂るサイゴン川を遡り、午前11時「ホーチミン」に到着しました。船着き場には、土産物屋のテントや飲食の屋台などが並び、まるで小さな市場といった風情です。
夕方は、水上人形劇を鑑賞するツアーへ出かけました。この人形劇は、もともと農民達が収穫の祭りのときに屋外の水辺などで演じていたもので、千年もの歴史があるそうです。繊細な動きとコミカルな演出がマッチしていて、とても楽しい人形劇でした。

著者紹介

大木 信哉

東京都江東区出身
1980年代より、インドネシアのバリ島をはじめ、アジア各地で人々の生活や文化などをテーマに撮影取材を続けている。
2012年には、写真展『心のキューバ』を、東京、大阪、福岡、名古屋の四都市で開催。
活動の場はアジアだけにとどまらず、ラテンアメリカにも広がっている。

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