クラブ2100では、午前9時から10時半にかけて横断幕作り3回目があった。2回目は約18メートルの布を縁取りして、今日は、その布に手形で文字を作っていくのだ。 少し遅れて会場に行くと、手のひらを水彩絵の具で赤や黄色、緑色、青などに染めた参加者が喜々として、布に手形を押しつけている。皆さん、とても楽しそうである。出来上がった横断幕の、無数の手形で描かれたエネルギーに満ちた文字は…… 「未知の世界に105日!沢山の感動をありがとう」 まさにその通りだなあと共感。なんだか胸にじんとくる。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員