「飛鳥Ⅱ」が日本を後にして2週間ほど経ちました。紺碧のインド洋を行く船の上の暮らしがすっかり日常となり、きょうも船内各所で多くの催しや教室が開かれています。そうした中でも世界一周100日間を通してずっと同じ講師が担当するのが、ダンス教室、写真教室、それから今日ご紹介するゴルフ教室です。
2014年の世界一周以来、「飛鳥Ⅱ」のロングクルーズのゴルフ講師を務める井上浩助ティーチングプロ。「誰でもいますぐ上手になれる」教え方を信条に、ひとりずつ丁寧にワンポイントレッスンをしてくれます(写真左下)。午前・午後とも予約の表がいっぱいに埋まり、レンジのある6デッキ船尾はゴルフ好きの皆さんの憩いの場。
毎日のように開催される教室だけに、通い続けること自体も旅のペースを作るのでしょう。そんなことを考えながら同じ6デッキを船体中央まで歩いて戻ると、吹き抜けの階下からラウンジピアニスト・ロティの演奏が聞こえてきました(同右下)。非日常のような日常。これも、世界一周クルーズの醍醐味のひとつです。