インド洋からアラビア海に入ってサラーラを目指している。今夜、クラブ2100は、通常の社交ダンスタイムの中間を割いて、午後9時から20分間、ディスコタイムとなった。あらかじめ、昼間にディスコダンス教室が開催され、皆さん、しっかり練習済みではある。 とはいっても、本番で、うまく踊れるか、身体がついていくか、振りを忘れてしまうのではないか、と心配された。しかし、心配はいらない。スタッフの助けもあり、飛鳥IIの皆さんは、柔軟な身体をリズムに乗せて、大フィーバーである。
著者紹介 小泉 澄夫 1934年生まれ。写真家、日本写真芸術学会会員、世界遺産フォーラム主宰。 「日本人の心」をテーマに風景写真を30年以上撮り続けている。ここ15年は、ヨーロッパ・北米大陸・中国を中心に世界各地の世界遺産の写真撮影や、講演活動、執筆活動を行っている。本フォトエッセイの連載は「2008年オセアニア・グランド・クルーズ」以来の2回目となる。 ■著書 「世界遺産ビジュアルハンドブック」