今日はサントリーニ島へ、ローカルボートを使って上陸した。ローカルボートについてはいづれ記述したい。この島は、アトランティス伝説でいう幻の大陸ではないかといわれている。 島にある遺跡の発掘で、そのことが実証されつつあるという。地中海の各所にある白い村が、この島にもいくつかある。その白い村を眺める絶好のポジションを、飛鳥IIは巡航してくれた。
著者紹介 小泉 澄夫 1934年生まれ。写真家、日本写真芸術学会会員、世界遺産フォーラム主宰。 「日本人の心」をテーマに風景写真を30年以上撮り続けている。ここ15年は、ヨーロッパ・北米大陸・中国を中心に世界各地の世界遺産の写真撮影や、講演活動、執筆活動を行っている。本フォトエッセイの連載は「2008年オセアニア・グランド・クルーズ」以来の2回目となる。 ■著書 「世界遺産ビジュアルハンドブック」