フォトエッセイ

Cruise:2017年日本一周グランドクルーズ(36)

室蘭の工場夜景を巡る

緯度:N 41度 56分

経度:E 141度 13分

天気:曇り

気温:15.0度

速度:12.9ノット


海域:太平洋

寄港地:室蘭

フォトエッセイ0611-01

今朝の飛鳥IIは下北半島を左舷に見つつ北上を続け、11時には北海道の陸地が間近に見えるところまで来ました。ボートでやってきた水先案内人を午後2時半に乗せたあと、室蘭のシンボルでもある白鳥大橋をくぐり抜け、定刻通りの午後4時に、市民の皆さんの出迎える中で室蘭港に入港しました。

室蘭名物はむかし炭坑夫たちが食べた豚肉の「やきとり」やカレーラーメンだそうですが、ほかに最近知名度を上げているのが「工場夜景」。飛鳥IIのお客様の間でもこれは人気のようで、遊覧船で工場夜景を望むツアーに加え、急遽、バスで巡るコースも追加されました。筆者はそのバスツアーにご一緒しました。

写真上はその代表的な夜景のひとつ。すり鉢状の室蘭港は周囲にいくつもの丘があり、ガイドさんや地元の観光協会の方に足許をライトで照らしてもらいながら高台のビュースポットを見学。室蘭は発電用の風車も多い「風の町」ですが、今宵は見事な無風の晴天で、煙突の煙が真上にのぼる絶好の工場夜景日和でした。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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