フォトエッセイ

Cruise:2017年日本一周グランドクルーズ(36)

船内でゆったり過ごす霧の航海日

緯度:N 44度 25分

経度:E 148度 24分

天気:曇り

気温:12.0度

速度:12.2ノット


海域:太平洋

寄港地:終日航海日

フォトエッセイ0614-01

釧路を後にした飛鳥IIは今朝から北方四島の歯舞群島、国後島の南側を航行しているはずですが、濃霧のために視界は真っ白。とはいえ波は至って穏やかで、寄港地続きでアクティブに上陸観光を楽しんできたここ数日に比べると、船内にはのんびりひと息つくような、そんな空気が漂っています。

さて、船旅に慣れた方ならご存知の通り、終日航海日は「船そのもの」を存分に楽しめる日です。きょうの船内では午前中からダンス教室(写真左下)や片山智桂子先生によるクレイネックレス教室(同右下)、ゴルフレッスン、ウォークラリー式クイズなど多くの催しが行われ、皆さんそれぞれ楽しんでいたようです。

晩のドレスコードはインフォーマル。千住真理子さんのヴァイオリンコンサート(同上)がとりわけ素晴らしかったですね。『トルコ行進曲』『荒城の月』『浜辺の歌』『チャルダッシュ』といった曲からアンコールの『ジュピター』まで、時にやさしく、時には険しい表情も見せつつの渾身の演奏。美しい音色に酔いしれた夜でした。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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