フォトエッセイ

Cruise:2017年日本一周グランドクルーズ(36)

本航最後のフォーマルナイト

緯度:N 30度 42分

経度:E 130度 34分

天気:曇り

気温:29.0度

速度:9.9ノット


海域:東シナ海

寄港地:終日航海日

フォトエッセイ0709-01

昨夕に名瀬を発った飛鳥IIは今朝8時半には屋久島の沖およそ4kmのところまでやってきました。左舷の間近に望む深い森に覆われた島影にはいくつかの白い筋が縦に入っていて、目を凝らすと滝が流れているのだと気づきます。右手には宇宙センターでお馴染みの種子島があり、その間の海峡を船はゆっくりと進んでゆきます。

日中の船内ではウクレレ教室最終回、マクラメで作るストラップ教室(同右下)、アルゼンチンタンゴ教室などが催されていました。また、夜にはキャプテン主催のフェアウェルパーティーをギャラクシーラウンジで(同上)。本航最後のフォーマルナイトだけに会場のお客様も皆さんいっそう素敵な装いです。

「とにかくお天気に恵まれたクルーズでした」と増山キャプテンが仰るように、ひと月以上に渡った日本一周はほぼ毎日が波高1〜2m程度だったという、終始穏やかな海をゆく旅でした。壇上では優秀クルーの表彰やハウスキーピングの女性たちによる合唱なども行われ、ひときわ華やかな夜が更けてゆきました。

フォトエッセイ0709-02

フォトエッセイ0709-03

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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