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フォトエッセイ

Cruise:2015年世界一周クルーズ(104)

イラクリオン

緯度:N 35度 21分

経度:E 25度 9分

天気:晴れ

気温:22.0度

速度:0ノット


海域:-

寄港地:イラクリオン/クレタ

朝7時、飛鳥Ⅱは初寄港地のイラクリオンに着岸しました。イラクリオンはクレタ島の北側にある港湾都市で、ヨーロッパ最古の文明であるミノア文明が栄えたことで知られています。今日はそのミノア文明の遺跡「クノッソス宮殿」へ皆さんと一緒に出かけてみました。
オリーブ畑の間をバスが走って行くと、あっという間に遺跡の入口へ到着。ここはギリシャ神話にも出てくる、ミノス王がミノタウルスという牛頭人身の怪物を閉じ込めるために建てた迷宮と言われ、イギリスの考古学者アーサー・エヴァンスによって発見されました。およそ3700年前の宮殿ですが、ところどころリアルに復元されていて、何とも不思議な感じがします。その後、考古学博物館へ行き、オリジナルの壁画や、出土品の数々を鑑賞。ベテランの日本人ガイドさんがわかりやすく丁寧に説明して下さり、最後まで興味深く鑑賞することが出来ました。
夜はトルコ出身のピアニスト、ナキ・アタマンさんの登場です。世界21カ国の名曲の数々を60分間ノンストップで演奏するという圧巻のコンサートに、会場の拍手もなかなか止みませんでした。

著者紹介

大木 信哉

東京都江東区出身
1980年代より、インドネシアのバリ島をはじめ、アジア各地で人々の生活や文化などをテーマに撮影取材を続けている。
2012年には、写真展『心のキューバ』を、東京、大阪、福岡、名古屋の四都市で開催。
活動の場はアジアだけにとどまらず、ラテンアメリカにも広がっている。

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