フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(102)

初代飛鳥の甘い思い出

緯度:N 12度 25分

経度:E 43度 49分

天気:晴れ

気温:29.5度

速度:13.3ノット


海域:アラビア海

寄港地:終日航海日

フォトエッセイ20180415-1

アデン湾を西進して紅海へと向かうさなかの飛鳥II。海運の要衝だけに周囲には貨物船やタンカーの姿も多く見かけます。今朝早く、船内時間の7時ごろにはちょっとしたサプライズがあり、右舷後方からドイツの客船アマデア(2万8856トン)がやってきました(写真上)。ご存知の方も多いはず、この船、実は初代の飛鳥です。

優美な船体を懐かしんで「こぢんまりしたあの船もよかったのよ」と仰るリピーターのお客様のお話を、たびたび聞いたことがあります。そのうえ偶然にも筆者の部屋を担当するハウスキーピングのフィリピン人クルーが「私も実はあの船の頃から乗っているんです。とても懐かしいです」。2隻は汽笛のやりとりをしたり、しばらくランデブーを楽しみました。

船はやがて北西に進路を変えて進みます。午後のパームコートでは、パリで活躍する長江桂子パティシエとのコラボによるスイーツを提供(同下2点)。グラスデザートのゆずチーズケーキ、チョコレートケーキ、そして米粉のクッキーと、上品で美味しいスイーツを堪能しました。初代飛鳥の思い出話に、素敵な華が加わりました。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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