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フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(102)

イスラム文化も垣間見える港町

緯度:N 36度 42分

経度:W 4度 25分

天気:晴れ

気温:22.0度

速度:12.4ノット


海域:-

寄港地:マラガ

フォトエッセイ20180430-1

スペインのコスタ・デル・ソルに面する大都市マラガ。きょうの飛鳥IIはここマラガに寄港しています。地中海に入って以後の最近は朝晩がかなり涼しくて上着が要るほど。船上にいる身からすると常夏の南の海を経て「季節がすっかり春に戻ったなあ」という気がします。とはいえここでも日中の日差しはじりじりと暑く、少し歩くと腕まくりをしたくなります。

マラガを沖合から見るとまず目につくのは丘上に連なる城砦です。11世紀に当地を治めていたイスラム勢力が築いた砦・アルカサバがそれ。迷路のような階段を上るとイスラム風の美しい装飾や四角い中庭があったりしますが、何より目を奪われるのは海と街の景観です。砦から見渡すと、風景の左奥にはスペインらしく闘牛場もありました(写真左下)。

街にはほかにもカテドラル(同上)やローマ劇場(同右下)などの見どころも。また、かの有名な画家・ピカソの生家やピカソ美術館などもあります。きょうは出航が夜10時と遅めなので、街のレストランでゆっくりご飯を食べたり、皆さんそれぞれにゆったりとマラガでの1日を楽しんでいたようです。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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