フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(102)

ゲストシェフの会席料理

緯度:N 44度 1分

経度:W 64度 24分

天気:曇り

気温:11.9度

速度:10.6ノット


海域:北大西洋

寄港地:終日航海日

フォトエッセイ20180523-1

ハリファックスを出た飛鳥IIはノバスコシア半島をゆっくりと回り込む航路をとっています。朝8時50分の放送と時を同じくして、右前に紅白の灯台を望む場所までやってきました。昨日ツアーで行かれた方も多いであろう、ペギーズコーブの灯台です。ロブスター漁の小舟が仕掛けを下ろしているので遠望にとどめ、船は先へと進みます。

さて、今夜はゲストシェフの和食の日。「総本家 にしんそば 松葉」の松野泰治シェフ(写真左下)は先日の昼食でも伝統あるにしんそばを作ってくれましたが、腕を振るうのはそれだけではありません。今夜の「松葉会席」もそうなのです。京都の名だたる老舗の食材をふんだんに用いて作るこの会席を楽しみにしていた方も多いはず。

写真上は煮もの椀。鴨丸しんじょ、人参・柚子・生ゆば巻き。すり身は創業弘化元年の「いづ萬」より。また右下の揚げ物は百合根団子、えび、アスパラ。添えた黒七味は創業元禄16年の「原了郭」、抹茶塩は「祇園辻利」から。いずれも創業150〜300年近い老舗の食材を使っています。味はもちろん写真の通り。美味しい会席を心ゆくまで楽しみました。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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