飛鳥IIは昨夜ボストンを出航し、中1日の航海で明日のニューヨークを目指しています。きょうは朝から霧が出ていて8時50分の定時の放送の際は視界がおよそ200m、キャプテン曰く「ブリッジウイングから船尾が見えるかどうか」という具合。真っ白で幻想的な景色の中を、それでも船はいつもと同じく順調に進んでいました。
11時半ごろからしばらくは1分に一度汽笛を鳴らす、いわゆる霧中信号を発しながらの航行となりました。ちょうどその時間にプロムナードデッキの左舷側から写したのが上の写真。霧の向こうからも時折かすかに他船の汽笛が聞こえます。真っ青な海や岸辺の絶景もいいけれど、こんな景色も船旅ならでは。時にはいいものだなあと思います。
さて、船内での教室も相変わらずの盛況ぶり。フラ教室(写真左下)では『アロハオエ』の復習に続けて新曲『タイニーバブル』に挑戦。また、革製ティッシュケース作り教室(同右下)はカットされた革を縫い合わせる細かい作業だったものの、3人のクルーズスタッフが席間を行き来して質問に答えたりお手伝いをしたりで、どなたも楽しく作っていました。