フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(102)

船上生活の幸せ

緯度:N 16度 2分

経度:W 103度 16分

天気:晴れ

気温:28.2度

速度:18.4ノット


海域:太平洋

寄港地:終日航海日

フォトエッセイ20180613-1

きょうの船内新聞『アスカデイリー』のスケジュール表で筆者が最も惹きつけられたのは、午前10時からの講演『脳と幸福』。話してくれるのは写真左下、テレビなどでもお馴染みの脳科学者・茂木健一郎さんです。幸せになるための条件を脳科学の立場から探る今回のテーマ、50分間終始笑いが絶えない実に面白くて興味深い内容でした。

曰く、人の個性と欠点は表裏一体、幸せは結婚や子供の有無や裕福度とは関係がない等々。「『こうじゃないと幸せではない』と思い込むことが最も不幸」と茂木さん。自分の個性を認めることが幸せへの近道のようです。講演は「だから皆さん自分を受け入れてください。幸せとは安全基地であり、幸せがあるから挑戦できるんです」と結ばれました。

実はぼーっとしている時間も脳を整理するのに役立つもので、デッキの散歩もお勧めです。そんな茂木さんの言葉を思い出し、きょうは何度かデッキに出ました。昼間は海と空の青がどこまでも続き、夕暮れ時には右舷側、船首の方向に真っ赤な夕日が沈んでゆきました(写真上)。こんな景色がたびたび見られるのだから、やはり船上生活は幸せですね。

フォトエッセイ20180613-2

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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