毎回大人気の厨房見学会ですが、この日も150名を超える大勢の人が参加しました。フォーシーズンダイニングで説明会があり、その後10名の小グループに分かれて見学します。 乗組員470人分と合わせて約1100人分の食事を用意する厨房は、全ての面で想像を超えています。冷蔵室だけでも大小合わせ18室あると説明がありました。 磨き抜かれたステンレスや、保管庫が整然と並んでいます。設備もさることながら、多いときはお客様だけでも1回400人分以上、しかも品数の多い料理をどう準備するのかイメージできませんが、「一つ一つ流れ作業で盛り付けてゆきます」との答えでした。 飛鳥がこれまでに積み上げたノウハウで、手際よく動くシステムが出来ているのでしょう。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師