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フォトエッセイ

Cruise:2011年世界一周クルーズ(217)

奴隷の家

緯度:N 14度 40分

経度:W 17度 26分

天気:晴れ

気温:23度

速度:0ノット


海域:北大西洋

寄港地:ダカール

ダカールの沖3Kmのところにゴレ島があり、そこに負の世界遺産「奴隷の家」があります。1786年に建てられ1990年に修復されたのですが、明るい赤一色です。奴隷たちはここに集結されてアメリカに売り込まれたのです。
16世紀以来、新大陸の植民地化が進むにつれて、アフリカ黒人を捕獲して植民地の労働力として売ることが始まりました。主にポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスが進めました。16世紀から3世紀間で5,000万人にも達するといわれますが、ここダカールから連れていかれた奴隷が一番多かったといわれています
奴隷制度は19世紀に入り各国で次々に廃止されてゆきました。
負の世界遺産として観光客も多く、飛鳥IIのお客さんも説明に耳を傾けていました。

著者紹介

水島 和實

東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。
本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。

■写真集/

■その他/
「滝 永遠との出会い」

「ワンダーフォト」主催
ラビー八重洲写真教室講師

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