フォトエッセイ

Cruise:南極・南米ワールドクルーズ2015-2016(100)

ドレーク海峡を渡って南極へ

緯度:S 56度 45分

経度:W 66度 43分

天気:曇り

気温:8度

速度:16.0ノット


海域:南極海

寄港地:終日航海日

昨晩ウシュアイアを出航した飛鳥IIはいよいよ南極大陸へ向けて舵を切りました。南米と南極との間に横たわるドレーク海峡を縦断します。この海峡は、海賊でありながらエリザベス女王の命で世界周航の旅に出たイギリス人船長、フランシス・ドレークの名に因んでいます。
南米大陸の先端に点在するいくつもの小島が途切れるところ、最後のひとつの島にあるのが最南端のホーン岬。そこには赤と白に塗り分けられた小さな灯台と小屋、そしてアルバトロス(アホウドリ)のモニュメントが建っています。飛鳥Ⅱの船体で風をさえぎって水先案内人をボートに降ろしたら、いよいよドレーク海峡へと進みます。
外は曇りで海も空も灰色。けれどもホーン岬をひと目見ようと皆さん寒さにめげずデッキに出たり、普段通りに教室に参加したりと楽しんでいます。写真右下は近藤浩子先生と金子幸子先生による手芸教室。南極へ向かう船内でリリアンの「ビーズブレスレット作り」にいそしむ、ゆったりとしたひとときです。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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