フォトエッセイ

Cruise:南極・南米ワールドクルーズ2015-2016(100)

南米大陸の歴史が滲む丘上の旧市街

緯度:S 12度 58分

経度:W 38度 31分

天気:晴れ

気温:30.0度

速度:13.5ノット


海域:大西洋

寄港地:サルバドール

今朝8時、飛鳥IIはブラジル最後の寄港地サルバドールに入港しました。空は快晴、日差しはじりじりと焼けるように暑く、再び赤道近くに戻ってきたと実感します。きょうの筆者は、ポルトガル植民地時代に総督府が置かれ約200年に渡ってブラジルの首都だったサルバドールの半日観光ツアーに参加しました。
街は港付近の下町と台地上にある上町とに分かれ、3つのケーブルカーと1つのエレベーターで繋がっています。上町の旧市街には各時代のコロニアル建築がまるでパッチワークのように混ざり合って建っていました。イギリス風の邸宅、ポルトガル風の商店建築、そしていくつもの立派な教会など……。
1750年に完成したサン・フランシスコ教会は内部の装飾に1トン近くの金を用いた壮麗な教会。石畳のペロウリーニョ広場はかつてアフリカから連れてこられた多くの奴隷が売買された場所。数多の歴史が凝縮された古都はいま、色彩あふれる観光地として各国各地のツーリストで賑わっていました。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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