夕方、イーストリバーを渡りブルックリン側に行きました。マンハッタンのビル群の中に落ちる夕日が見られるかと期待したのですが、雲が多くだめでした。それでも暗くなってきてから、ビル群前のブルックリン側へとかかる3つの橋には、イルミネーションがきれいに輝きました。 ロックフェラーセンター70階の展望台トップオブザロックは、混雑を極めていました。ここからの夜景を見ようと、大勢の人が押しかけるのです。展望台も人がいっぱいでしたが、ようやく撮影できる場所を確保しました。周囲の人に断って三脚を立てます。夜景はきれいでも、夜空は暗く、シャッタースピードは遅くなります。遠くにニュージャージーの灯りも見え、スケールの大きい夜景です。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師