大相撲がニ場所休場して再開の期待の高まる中、飛鳥II船上で相撲トーナメントが開催されました。あらかじめ8力士が発表され、予想用紙も配られ前人気も上々でした。 プールの中に浮き土俵が作られました。エンターテーメントスタッフの天才的発想に驚きます。世界で唯一つの浮き土俵でしょう。横幅が狭いので技は前後の動きに限定されますが、安全策も十分に考えられています。 化粧まわしを締めた土俵入りもありました。行事も呼び出しもいます。懸賞紹介の行列もあります。熱戦が続き、最後は大本命の力士が相手を土俵外へ突き出しました。写真はその瞬間です。夕焼けが色鮮やかに輝き花を添えていました。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師