松平さんの2回目の講演は、関ヶ原に勝った後、家康は3年近く幕府を開府しなかったのは何故かという内容でした。松平さんの結論は、氏姓制度・官位制度のためだといいます。 豊臣秀吉は信長の死後、短時日の間に近衛家の養子になり、藤原性・従一位・関白を莫大な金を使って獲得した。家康は1600年の関ヶ原後、征夷大将軍となったが正二位であり、従一位になったのは1602年であり、1603年に源氏長者・征夷大将軍になったが2年半かかった。このことが幕府開府が遅れた理由ではないかと松平さんは述べました。 浅学にして、まったく初めて聞く話で驚きでした。官位制度・氏姓制度に関して知識がなく、記述が間違っている点がありましたらお許しください。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師