フォトエッセイ

Cruise:2014年世界一周クルーズ(112)

海峡をゆく船

緯度:N 50度 25分

経度:E 0度 27分

天気:曇り

気温:11.5度

速度:8.7ノット


海域:北大西洋

寄港地:終日航海日

フランスのシェルブール、イギリスのサザンプトンと連日寄港した飛鳥IIは、ベルギーのアントワープに向けて中1日の終日航海をしています。ここ2日間の精力的な観光に加えて1日が短くなる1時間前進の時刻改正もあったため、きょうの船内はお休みモード。とてものんびりした雰囲気でした。
朝方の曇り空は時間とともに好転し、やがて青空になりました。夕方にはドーバー海峡が狭まるところにさしかかり、右にフランス、左にイギリスの海岸線が見えました。並走する貨物船あり、すれ違うタンカーあり、そして左右に横切ってゆく英仏連絡船あり……。
こういう時は11デッキ前方のビスタラウンジがお勧めです。筆者もつかの間、書斎をここへ移しました。席はいつものように空いていて、絶好の隠れ家と知る数名のお客様だけが双眼鏡を片手に寛いでいました。

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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