これまで21か国22の寄港地に立ち寄りましたが、やはり23番目のホノルルは他のどこよりも充実したリゾートです。ビーチの賑わいにしても、通りを歩く観光客の多さにしても、あまたのブランド品からクッキーやコーヒーやマカダミアナッツまでのお土産品のラインナップにしても、とにかく充実、圧巻です。 筆者は地元で人気のカフェやレストランに行き、免税店やスーパーでお土産を買い、さらにフリーマーケットではどこかの家のガレージに眠っていたに違いない「古ぼけたトラックの模型」なんていう、およそ普通の人は買わないけれど、日本ではまず手に入らない雑貨も手に入れました。 お花もたくさん咲いていましたね。ロイヤルポインシアナの鮮やかな赤やシャワーツリーのニュアンスのある薄桃色も素敵でした。皆さんそれぞれに楽しんだ2日間を終え、夕方、飛鳥IIは横浜に向けて出港しました。
著者紹介 高橋 敦史 旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに乗船している。 上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。