一昨日、ギャラクシーラウンジで「打瓜園」という素晴らしい京劇を披露した「劇団TAKARA」。今日は劇団の張冠玉氏による「京劇講座」がハリウッドシアターで開かれました。 京劇は、「唱(歌)」、「念(台詞)」、「做(しぐさ)」、「打(立ち回り)」という四つの要素と、四つの役柄によって構成されていて、役柄はさらに細分化されます。そのひとつひとつに実演を交えながら、生き生きと説明する一方で、「偉大な役者の多くが文化大革命によって失われてしまった」と、残念そうに語っていたのが印象的でした。
著者紹介 大木 信哉 東京都江東区出身 1980年代より、インドネシアのバリ島をはじめ、アジア各地で人々の生活や文化などをテーマに撮影取材を続けている。 2012年には、写真展『心のキューバ』を、東京、大阪、福岡、名古屋の四都市で開催。 活動の場はアジアだけにとどまらず、ラテンアメリカにも広がっている。