今日からオフィサーやスタッフが衣替えして、船内は南国風のかろやかな雰囲気になった。 午前10時、「プロダクションキャストと一緒に体を動かしましょう」というキャッチコピーに誘われて、クラブ2100のエアロビクスに出向いた。 クラブ2100の外に出ると船尾のスポーツエリアで、そこにも20人ほどが集まっていて、こちらはペタンクタイム。 飛鳥Ⅱダンサーのカルメンさんとローレンさんの指導で軽快な音楽に合わせて、30分間のエアロビクス開始。 途切れることなく、右へ左へと体を動かす、動かす、飛び跳ねる。たちまち全身汗びっしょりで、半分も行かないうちに息があがり、動作が遅れがちに、これ、ちょっとハードすぎませんか……。でも、落伍したのは私だけ。みなさん、どうしてそんなにタフなんですか!
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員