朝の浅井船長のアナウンスで、今日の12時40分に太陽が真上にくるという、「南中」の話があった。 時差調整の為、時計の針を1時間遅らせたこととならんで、船上にいることを実感させてくれる出来事のひとつ。 「ベトナム米粉麺のフォー」、「ベトナム風揚げ春巻き」、「香の物」というお昼をいただいて、シーホースプールサイドに出ると、気温29度、海水温度30度、湿度80%という猛烈な暑さ。 ところが12時40分に飛鳥Ⅱの頭上に黒い雲が広がったが、3分ほど空を見上げていると、再び太陽が出てきた。 写真の足元の影、こんなに小さい。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員