早朝2時にリスボンとボストンの時差調整のため、また時計を1時間遅らせた。 午前8時50分から始まる船長の放送中に「放送中ですが、前方でクジラが潮を吹くのが見えます」というので、バルコニーに出てみると、目の前でクジラが潮を吹いた。9時10分まで何度かクジラが潮を吹くのが見えた。 午前10時からは、マッシー村上氏の講演「大リーグの今昔と日米野球の違い」を聴く。そして、昼食にはサンマ―メンをいただいた。 午後1時45分、「前方から波が来ていて、船の揺れが激しくなってきたので、注意するように」とブリッジからの放送が流れた。 午後2時からは本格手打ちうどん「おか泉」岡田文明氏による、手打ちうどん教室がフォーシーズンダイニングルームで行われ、生じょうゆうどんの試食もあって、大盛況だった。 夜は桂文福の落語「大相撲見物」。文福師匠得意の相撲甚句と河内音頭が加わった賑やかな45分間。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員