観光客用に昔の水売りの扮装をした男達がいる、ムハンマド5世広場で下車。さらに、モダンな路面電車が走る国連広場近くの土産物店に寄ってから、南西約90kmにある世界遺産の都市アルジャディーダに向かった。 バスは大西洋沿いに走り、長い海岸線は延々ときれいな海水浴場である。沢山の人が海水浴をしている。海岸を離れると平坦な農地が続く。小麦の収穫が終わったところで、トウモロコシが膝上の高さに育っている。 アルジャディーダの手前、高級ホテル内のモロッコ風レストラン(写真)で昼食。サラダ(香辛料がきいている)とタジン料理(牛肉が口の中でほろほろとなる柔らかさ。ナッツとプラムが入っている)とデザート(生クリームとフルーツのパイ)というメニュー。 食後ホテル内を散策。広く美しい中庭の大きなプールで観光客が遊んでいる。プールサイドに優雅な天蓋と白いカーテンのついたダブルベッドが並んでいた。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員