ジブラルタル海峡を越えれば、ここはもう地中海。ヨーロッパの世界である。 14日には、スペインのバルセロナに入港するので、今夜のギャラクシーラウンジは、4名の若いスペイン人女性による「パショナッタ フラメンコショー」が行われた。 今夜のドレスコードはインフォーマル。カサブランカから新たな乗客が50人近くも乗船したとあって、会場はいつもより観客が多い気がする。 ベテランのフラメンコダンサーのような、渋く、じりじりと魂の深みに迫ってくるような踊りとは少し異なるが、華やかな衣装を次々とかえて踊る、若さ溢れるスピーディーなダンスに拍手喝采。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員