昨日は、帰船してからギャラクシーラウンジで、男女4名のフラメンコダンスと男性歌手による「バルセロナ ローカルショー」があり、夕食後の8時45分からは「ボン・ボヤージ」。9時の出港後、遠ざかるバルセロナを眺めながら、朝7時の入港から計14時間の滞在にしては存分にスペインを味わった、と大満足だったが、その興奮がたたり、今朝は眠くてなかなか起きられない。 朝の船長の放送で、午後2時半頃に、飛鳥Ⅱはナポレオンが生まれたコルシカ島(左舷側)と、サルディーニャ島(右舷側)の間、ボニファチオ海峡(狭いところで4.5kmしかない)を通過して、テレニア海に入るという。 これぞ航海の醍醐味と2時前から船尾に出て海の光景に見入ったが、曇り空で時々雨の悪天候のため、両方の島影がぼんやりとしか見えなかった。 夜は、ニューヨークを拠点に活躍しているヴァイオリニスト大津純子さんによるコンサート。「チャールダーシュ」などのクラシック5曲に、津軽民謡、「荒城の月」など7曲を演奏。繊細で情感豊かなヴァイオリンの音色に身を委ねる。
著者紹介 青木 勝 1944年生まれ。東京工芸大学卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社を経てフリーに。70年、日本航空嘱託契約カメラマンとして飛行機を撮りはじめる。航空雑誌、カメラ雑誌などに、飛行機写真を連載、写真展開催などで飛行機の魅力を広め、独自の飛行機写真の確立と発展 に努める。「2000年 世界一周クルーズ」、「2004年 南極・南米ワールドクルーズ」、「2009年 世界一周クルーズ」に乗船。(社)日本写真家協会会員、(社)日本旅行作家協会会員