世界一周の旅に出て1週間ほど経ちました。初乗船の方も含め、「飛鳥Ⅱ」での船内生活に慣れた頃かと思います。どこにどんな施設があり、船首がどっちで、エレベーターは前方・中央・後方の3か所で……とか。一部には「まだどこがどこだか」なんて冗談を仰る方もいらっしゃいますが、お顔は明らかに楽しんでいるご様子です。
そんなきょう11デッキ後方のリドカフェで催されたのが、コントラクトブリッジ教室(初級)です。「飛鳥Ⅱ」ではお馴染みの沖谷邦先生の教室で、アシスタントの大澤邦子さんもついてくれます。何しろこの教室が大賑わいで、14テーブル56名様プラス見学の方という盛況ぶり。ふたりはテーブルの間をかきわけるようにしてお客様の席へ向かっています。
4人のプレーヤーが向かい合うペアで戦うこのゲームは世界的にも人気が高く、推理力や記憶力を駆使するマインドスポーツ。けれど、ちょっとルールが難しい。だからこそ100日間の世界一周は、腰を据えて覚えるチャンスです。教室開始時間前から嬉々としてゲームを始めるお客様が多数いて、会場は熱気と笑いにあふれていました。