日本を発って7日目、「飛鳥Ⅱ」はタンカーや貨物船のシルエットが浮かぶ朝焼けの海を抜けて「獅子の都」を意味するシンガポールの港に到着しました。雨予報に反して天気はピカピカの晴れ。まるで皆さんの到着を歓迎しているかのようです。今回は3つあるシンガポールのクルーズ港の中でも特に景観のいいロープウェイ直下の接岸で、気分も思わず高まります。
上陸が可能になった朝10時、さっそく個人行動でロープウェイを目指しました。向かいのセントーサ島へは片道10分。眼下に見えたのはご覧の通りの絶景です。島にも見どころはあるものの優美な船体をカメラに収めて満足し、午後は船が実施する寄港地観光ツアー「シンガポール半日観光(午後)」でたくさんのお客様とご一緒しました。
定番のマーライオン(写真右下)やマリーナ・ベイ・サンズの眺めを楽しみ、歴史あるラッフルズ・ホテル(同左下)に行ってお買い物や名物ドアマンとの記念撮影。さらには蘭の栽培で名高いシンガポール唯一の世界遺産でもあるシンガポール植物園の中の国立蘭園も見学。常夏の都会と緑のオアシスの両方を存分に堪能した1日でした。