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フォトエッセイ

Cruise:2024年世界一周クルーズ(25)

予報に反して快晴の「獅子の都」

緯度:N 1度 16分

経度:E 103度 49分

天気:晴れ

気温:31.0度

速度:16.7ノット


海域:南シナ海

寄港地:シンガポール

日本を発って7日目、「飛鳥Ⅱ」はタンカーや貨物船のシルエットが浮かぶ朝焼けの海を抜けて「獅子の都」を意味するシンガポールの港に到着しました。雨予報に反して天気はピカピカの晴れ。まるで皆さんの到着を歓迎しているかのようです。今回は3つあるシンガポールのクルーズ港の中でも特に景観のいいロープウェイ直下の接岸で、気分も思わず高まります。

上陸が可能になった朝10時、さっそく個人行動でロープウェイを目指しました。向かいのセントーサ島へは片道10分。眼下に見えたのはご覧の通りの絶景です。島にも見どころはあるものの優美な船体をカメラに収めて満足し、午後は船が実施する寄港地観光ツアー「シンガポール半日観光(午後)」でたくさんのお客様とご一緒しました。

定番のマーライオン(写真右下)やマリーナ・ベイ・サンズの眺めを楽しみ、歴史あるラッフルズ・ホテル(同左下)に行ってお買い物や名物ドアマンとの記念撮影。さらには蘭の栽培で名高いシンガポール唯一の世界遺産でもあるシンガポール植物園の中の国立蘭園も見学。常夏の都会と緑のオアシスの両方を存分に堪能した1日でした。

20240413-02

20240413-03

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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